思い込みが激しいのは有名だが、Eleni Karaindrouが女性とは知らなかった。ギリシャ人の名前には苦労するが、ただ、確かに、このfirst name、どう読んでも女性。この思い込み、たぶん、「永遠と一日」、のジャケットのせい。
シンプルな、どちらかというとミニマルミュージックっぽいけど、たぶん、だいぶ違うし(いずれにしても意味ないが)、とにかくアンゲロブスの映画と一体だった作曲家。女性だったのか。。だからどうというのではないにしても、この意外感は、たぶん、作曲家、ここまで激しく引き込まれる曲を作ってくれた作曲は、これまですべて男性だったからかな。これもまた、なぜだろう?数学と音楽、の共通点?。
そういえば、アンゲロブスの映画は、学生時代に一つ見たきりのような気がする。滅多に映画館にも行かないし、スカパーで特集してたような気もするけど、長いからなあ。音楽ならいつでも流しておけるけど。
ミニマルミュージックとどうちがうのかと、Steve Reichを探して聞いてるうちに、納得。それにしてもたまたまYouTubeで見つけたが、PianoPhase、そのものすごさには絶句。位相をずらすことでここまでの音楽を作るということ。また、演奏する人間が要ると言うことも。フーガすらピアノで弾けない人間にとって、これを一人で演奏できる若者がいるなんて、脳の中を調べてみたい。
ただ、わたしはPhilipGlassのほうが好き。特に、震災の直後、毎朝、震えるような気持ちでUstreamをつけてニュースを聞いてた頃、頭の中ではいつも彼のバイオリンコンチェルトが流れてた。not to be insane、あの山があるから、逃げる必要は無い、そう考えつつも、この音楽は必要だった。あれから、4年。