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2025年12月29日月曜日

福島では放射能が高くて大変だろうと 追記25/12/29

細胞生物学を教えてくれた恩師が亡くなり、帰省して会に出てました。最後まで明晰な頭脳で周りを悩ましてたらしく、懐かしい顔に昔を思い出してましたが、終わって出る時、かつて顔だけは知っていた人から声かけられて、福島だと放射能もあるし大変だろうといわれました。
 

いちいち説明するのも面倒なので、放射線が強くて夜は眩しくて眠れないし死にそうですよ、などと適当に与太を飛ばすくらいですが、福岡に帰ると周りからよく言われます。他に話すこともないときに話題を探すときにそういうことを軽く言うのでしょうが、福島に住んでる人間にしてみれば、なかなか微妙。いわないのも気配りがないみたいで、という気がするのもよくわかるのですが。

 実はこの記事、途中で書いて、下書きのままで止まってました。それから6年経ち、前のブログを見ていて、これを思い出して、続きを書いておくことにしました。全部消そうと思ったけど、いまだに見てる人がいるので、そういうわけにもいかず。

なぜ下書きでとめてたか、それはやはり複雑だからです。もちろん悪意はないどころか、気を遣っての挨拶、という一言で、むしろ素直にありがとうございますとだけいっておけばいいのですが。

ただ、それにはいろんな温度差があり、一生懸命気を遣って、こういう情報があるから、と伝えてくれる人もいて、そういう場合には、自分や大学で得ている情報を使って説明するのですが、そうすると、どうもそういうレスポンスは不本意なようです。おそらく、こっちのためを思っていってるのに、という気持ちなのでしょう。

 だけど、そこはちょっと考えてみて欲しい。一番知りたいのは福島に住んでる私たちです。だからもっとも正確な情報が何かを、それこそ全力で調べてきました。健康リスクがあると思うなら、すぐに逃げてます。そこまでくみ取って欲しいものだとは、いまでも思います。今だにそういう人がいて、しばらく忘れてたのでびっくりしたりもします。