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2019年10月6日日曜日

安いスマートウォッチは結構すごい

スマートウォッチが急速に進化していて、大幅に安くなってます。アマゾンでは2000円台のまであります。心電図がこのあたりの価格の機種ので取れるのが面白そうなので、探して、4000円台のJUSUTEKという、よくある中国の怪しげなお店で出してるのを買ってみました。こちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07VY48936/

数千円で買えるスマートウォッチのアマゾンに並んでるものはひどいサイトが多く、おぼつかない日本語で、アマゾンのコメントをみるとほぼサクラ。その度合いをチェックするサクラチェッカーで調べると、堂々、90%のサクラ度合いとなり、危険認定されてます。だけど、だからといって、商品がインチキとは限らず、侮れないのが中国製品。最近では、中国のメーカーは、そういう怪しさを隠さないようになってます。ただ、その価値のないものは残らないわけで、売れてて自信を持ってきてるんでしょう。その割にサクラコメントを仕込むのがかわいいところですが、このあたり、漢方薬の発達と似てる(違う?)。

ともかく、このスマートウォッチは、心電図機能の他に、心拍数、睡眠状態、もちろん歩数、移動距離も出ます。ただ、まず買って躓いたのは接続。これはスマホのブルートゥースでつなぐのではなく、H BANDというアプリで直接つながります。しかもこのH BANDはGoogle Playに入っておらず、しかたないので説明書のQRコードでサイトにアクセスしてようやくアプリを入れることができました。 
入れるときに、承認されてないが大丈夫か、とまで聞いてこられます。大丈夫かといわれてもね。

ネットでいくらみても見つからないので、ついてきたマニュアルをあげておきます。日本語のはかえってわかりにくく不正確なので、英語のにしてます。
このマニュアルでもわかるように、これは意外とちゃんとしたスマートウォッチです。センサーは、ほかのバカ高いスマートウォッチと同じく、加速度センサーと心拍センサー、あとはゼリーをつけて測る心電図のセンサーだけですが、前二つだけの情報から相当な情報を読み取れるようにソフト面での猛烈な改良がされています。機械学習も随分入れてるはず。

特に驚くのは睡眠情報で、この機種では、深い睡眠、浅い眠り、レム睡眠、の時間が出てきます。このレム睡眠がほんとに測れるのかと思ったのですが、これは浅い眠りよりももっと浅い眠りとされるもののようで、レム睡眠というわけではないようです。これは、他機種では単に3段階の一番浅い眠りに位置づけられてます、たぶん。実際、寝たふりをしてても睡眠の継続時であれば、レム睡眠になります。こっそり本読んでてもレム睡眠になるし。

とはいっても、睡眠を分単位で検知していることに代わりはなく、ほぼ正確に計測できてるようです。私は一度寝入ると深い眠りに長く入るようで、女房もつけて比べてみましたが、睡眠時間のパターンが随分違います。彼女は猫に起こされてなかなか長く眠らせてもらえないので、浅い眠り、レム睡眠が頻繁に出てます。私のほうも、眠れてないと思った夜は、なるほど深い眠りの時間が短く、夜中に目を覚ましてた時間はぴったり記録されてます。だけど意外と寝てじゃない、と女房にばれて、今度寝れないと言ったら記録を調べるから、と言われてしまいました。

歩数はスマートウォッチの基本機能ですが、実数よりは少し多めに出てる気もします。が、手を振ったりパソコンをするくらいでは数えられず、結構、正確なのかもしれない。さすがにこれは励みになり、弱ってきてる足腰を鍛えようという気にもなります。田舎に住んでると車でしか移動しないので、どれだけ動かないかがよくわかります。札幌に行ったときは毎日一万歩は歩いてましたが、普段は4000歩もいきません。これはまずい。だから脚が弱るわけね。

心拍数情報もかなり使えます。この前、親しい医者のすすめで24時間心拍数モニタリングをやったときに心拍数が異常に上がってるという指摘がありました。それでスマートウォッチでまめにみると、だいたい、120くらいあたりで(いかにも)フィードバックがかかり下げります。この辺はリアルタイムでわかるので、どういうタイミングで運動すれば安全かわかります。スマホとつながってるときには、心拍が上がりすぎた瞬間を教えてくれる心拍数アラームも設定できます。

面白いのは、ローレンツプロットという散布図。これは、心拍間隔のゆらぎをプロットしたものです。心臓の鼓動の間隔には揺らぎがあり、複雑系の研究者がよくネタにします。これは副交感神経の活動状況を反映するので、ストレスの状況や、心臓機能の異常が反映されます。マニュアルには詳しくは書いてないですが、H Bandでは詳しい解析がでます。心拍数が上がってるときもこの間隔の数値が狭くなりますが、寝たりないときや懸案の多いときはこれの数値が下がり、要注意とでます。もう一つ、HRVという特に心拍数揺らぎの表示機能もあり、これは数値だけが出ます。この意味は、
https://gigazine.net/news/20171014-heart-rate-variability/
に詳しいですが、数値が出るだけなので、図が出て診断の出るローレンツプロットのほうがわかりやすい。

ただ、心電図測定は使えてません。心電図を測るときに使うゼリーのようなのを塗ってのだけど、うまく測れず。それはともかく、これだけの機能が5000円もしないで買えるのは驚異的。このスマートウォッチは、ほぼ、普通のスマホにあるのと同じような加速度センサーに心拍センサーを加えて、その情報を詳しく解析するようにしたものらしい。猛烈な機械学習ですな。なお、同じような値段の機種でも、心拍センサーに加えて酸素飽和度も調べるセンサーをつけたタイプもあるようです。こちらでは睡眠時無呼吸についてもわかるようになってるとか。こちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07XF6K36N
ばっちりこちらもサクラ度90%ではありますが。これを女房に買おうかどうしようかとまよってるところ。機能的には信頼しますが、充電が、現在の機種も含めて、ベルトを外して根元のUSB端子を直接さすがややめんどくさい。大体、一日一回はスマホにつないでる使用状態で、大体、もつのは4日くらいかな。

血圧測定というのもできますが、これはほんとなのかなあ。心拍数からみてるだけのような気がしますが、余り変化無いので、みてません。

これら膨大な中国製のスマートウォッチの各機種の違いはその情報の活用のようです。さきのサクラチェッカーで信頼おけるとされたスマートウォッチは、確かにコメントはまともそうですが、基本的な機能ばかりで面白くないものばかり。

このスマートウォッチは、ブルートゥースでなくH Bandというアプリにつなげます。他の同じ値段帯のはそれぞれに似たようなアプリを用意してます。いろんな若者たちが集まってアプリをつくってるのでしょう。他の波動か知りませんが、私のはこの接続がとてもめんどうで、毎回苦労してます。スマホのブルートゥースをオフにして、HBandを立ち上げて、接続のボタンを押して、スマートウォッチを一旦オフにして、入れ直します。それでもP11という機種IDがすんなり出ることはなくて、アプリの接続のボタンを入れたり出たりを繰り返してる必要があります。そのうちに大体はP11がでてきて、それを押すと接続がはじまり、データのロードがはじまります。ただその途中で切れることも頻繁で、データロードが終わるまで、油断できません。ま、車の中などで他に何もできないときにやってるからいいですが。

アップロードしたデータはクラウドに保存され、ずっと記録が残ります(これには、確か接続した初回にやるかと聞かれます。)。この情報を中国で他の目的に使ってるのかもしれませんが、それはいいとして。

接続しづらいのは、スマホ(こちらもファーウェイ、中国製)との相性なのかもしれないですが、ネットを見ると、これは一般的なトラブルの模様。なぜ普通にブルートゥースを使わないのかな?H Bandが怪しげなソフトである事は確定と思いますが、その半端ない機能は魅力的です。なおH Band2というのがGoogle Playにありますが、このスマートウォッチではつながらず。この辺、よくわかりません。何か、スマホの情報を抜き出してるのかもしれない。一応、SMSとリンクすることはできるみたいだけど。ともかく、こういう怪しげなのでもハイテクの部分を楽しめて、スマホのデータの流出防止に自信のある人、または知ったことではない、という人には、格好のおもちゃです。

追記
だけどこのアプリ、HBandはどうもほんとにウイルスに感染してるのかもしれません。これをグーグルドライブにあげるとウイルス検出される始末。トロイの木馬かな。GooglePlayに入れられてないというのは、そういうことなのでしょう。中国のGoogle Playを見ると不思議と入ってますが、ここからインストールがどうやってもできません。これはこういうことを楽しめる人向け。とはいっても、同価格帯の他の機種では難なくつながり、アプリもgoogleplayにあるしブルートゥース接続するようなので、この機種以外ならもっと普通に便利なようです。

2019年8月21日水曜日

緬羊の町

「 一日に8回しか列車の停まらない駅、ストーヴのある待合室、寒々とした小さなロータリー、字が消えて半分も読めなくなってしまった町の案内図、マリーゴールドの花壇とななかまどの並木、人生に疲れ果てた汚れた白い犬、やけに広々とした通り、自衛隊員募集のポスター、三階建ての雑貨デパート、学生服と頭痛薬の看板、小さな旅館が一軒、農業協同組合と林業センターと畜産振興会の建物、風呂屋の煙突が一本だけぽつんと灰色の空に向かって立っている。大通りの先を左に折れ、二筋進んだところに町役場があり、広報課には彼女が座っている。小さな、退屈な町だ。一年の半分近くを雪に覆われている。そして彼女はその町のために公報の原稿を書き続けている。」

はるか昔に買って長らく読んだつもりでいた村上春樹の「カンガルー日和」、なんと、この有名な短編集をまだ読んでませんでした。実家の本棚を物色してたときにこれに気がついて、持ち帰ってスキャン。ピンキリではありますが、ダントツなのは、この「彼女の町と、彼女の緬羊」。彼がのちに希有の長編書きになっていった、その理由がこれを読むとよくわかります。冒頭は、札幌郊外の、沢山の羊が飼われていて、寂れつつある町で、町の広報担当として、日々、町内放送を続ける女性、その町を思い描く僕。

このイメージがまさに彼の奔放な想像力と魅力。こうして書き留めると、ひとつひとつの文は特に何でもない、だけどこうやってもう少し大きく切りだして眺めると、彼ならではの物語作りの才を強く感じます。この出発点と、もう一つ、この中にある、印象的な長めの短編、初めて羊男が登場する「図書館奇譚」とともに、たぶん白昼夢のように、羊をめぐる冒険は生まれたのか。

なにをいまさら半世紀ほど前の話を、といわれそうですが。

2019年7月30日火曜日

2日前に地球をかすめた小惑星

予期されたことのすべてに対応はできなくても、心の準備はできるものです。だけど、この記事、小惑星が地球のほんの近くをかすめた、という話には、戦慄を覚えます。この場合、心の準備はできなくてよかったかもしれない。
https://www.businessinsider.in/a-city-killer-asteroid-got-scarily-close-to-earth-yesterday-and-astronomers-didnt-know-about-it-until-it-was-just-days-away/articleshow/70404032.cms

この惑星の軌道の動画はこちら
https://thumbs.gfycat.com/MarvelousGraciousCommongonolek-mobile.mp4

地球と月の間の1/5以下のところを27日にかすめ去ったとのこと。その一週間前くらいまでは全く誰も気がついてなかったとか。気がついても、この情報を広めなかったというところは、深い配慮。ただ、これが日本だと、いつ知ったのか、なぜ言わなかったのか、とワイドショーで追求されそうですが、賢明でした。そもそも、そんなワイドショーをみれるのは幸せな証。

これは直径が130mくらいで、前世紀初頭にシベリアに落ちたツングース隕石よりも大きかったようです。これがどこかに落ちていれば、と考えると。。。

映画で、繰り返し描かれる主題ですが、いつでも起こりえること。こんな中、韓国とどうのこうのという話や吉本がどうの、という話ばっかり流れてます。北朝鮮のミサイルにそなえて、とかいってるよりも、よほどリスクが高いと思うのだけど。だけど、とくにこういう見えない小惑星には防ぐ手だけはないから、こういうことは知らないで、他の事にかまけてた方が良いのかもしれません。

2019年7月15日月曜日

サプリの安全性情報

高齢のお袋に謎の症状がでていて、いろいろと点検していると、やはり気になるのはサプリ。怪しいものは飲まないように気をつけてはいても、サプリは濃縮されてるので、思わぬ薬害が出ることがあります。とくにまじめな調査は宣伝もされないので、そのつもりで探さないとなかなか見つかりません。

このところ、この関連でまずみているのはもちろん厚労省の研究所である国立医薬基盤・健康・栄養研究所の、健康食品の安全性・有効情報。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/indiv.html
ただ、健康食品でサーチしても、一般人がここをみるのはあまりなさそう。またその中身も羅列的で、わかりにくく、これでどれだけ、普通の高齢者が参考にできるものか。ただ、そういう情報のポータルとして一番あてになります。だけど、一般人に広報するつもりもなく、全くのお役所仕事。

他に、日本医師会が平成22年度から29年度までに集めた事例集、健康食品安全情報システム事業の成果報告というのがあります。たぶん、医師会がお金をもらって、健康食品安全情報システム委員会というので審議した内容と思いますが。これはおそらく医師が報告した事例が少なく(一般の医師には関連性に確信が持てるまで調べる余地もなさそうだし)、わずかしかありませんが、その中で、いくつか目をひくものがあります。医師向けで一般用じゃないので、なかなか見つかりませんでした。私のような医学系基礎研究者は医師会には入ってないので。ま、もらえばいいわけですが。

たとえば、うるさいくらい宣伝されてる、シジミ関連のサプリで、シジミ習慣、というのがあります。おそらく血栓を防ぐためにワーファリンを飲んでる56歳の人が、ワーファリンの効きが悪くなり血が固まりやすくなって増量が必要になり、なぜだろうと調べるとシジミ習慣が原因だったらしいということ。これはシジミ習慣のなかにビタミンKの一種が入っていて、何しろ、シジミの成分が猛烈に濃縮されていて高濃度に含まれるので、それをやめてもらったところ、元の安定した状態にもどったとのこと。

これは典型的なサプリの問題で、普通食事でとるよりも遙かに濃縮されてるので、人体実験のようなものです。食品由来ということで安全性検査もあまり長い期間はされないので、問題が出やすい。

サメ軟骨、グルコサミンでは、手足の浮腫、かゆみや肝臓機能障害、がいくつも報告されています。 これらの事例では、やめると直ってるので、ほぼそのせいでしょう。ただ、グルコサミンは有効なのは確かで、量とその他の成分でしょうね。サメ軟骨はやめた方が良いと思うけど。

コエンザイムQの被害は有名で、肝障害を起こしてます。これもやめたら治ってます。やはり、大量にとるので、肝臓が障害を受ける場合は多く、ほかにオルチニン、とあったけど、これはオルニチンの間違い、医師会が間違えるようでは。これで肝障害になった例もあります。ウコン、クルクミンはすっかり有名になってるのでいうまでもないところ。

意外なものでは、黒酢の濃縮粉末というのがありました。これは胃がおかしくなったようで、胃粘膜の病変になっていて明らかにクロスによる胃炎だとか。こんなの濃縮するなよと思いますが。

やめることで直った結果、特定できた例が多いですが、中にはあまりに多くをとっていたために、やめてもなおっておらず、どれが原因なのかわからない、だけど医師は疑ってるという例もあります。ある人は、ロイヤルゼリー、グルコサミン、ビタミンB類、穀物麹、ごま酢、桑の実、コエンザイムQ、カルシウム、ウナギ肝臓、ビタミン類、ととっていて、ともかく取り過ぎで、肝臓を痛めて肝不全になりました。これでは、元に戻れません。

珍しいものでは、indigo naturalis, といういかにも青そうな名前のものを主成分とする、青黛というものがあるそうです。昔から潰瘍性大腸炎の治療に漢方では使われていて、健康食品でもでてるとか。これは肺動脈性高血圧を引き起こすので、これは厚労省から注意喚起が出ています。ただ、この医師会の調査のでは、結腸炎を起こしてるらしい。これは回復されてないとか。

過剰のサプリは死亡率を上げるという報告が相次いで出ています。だけど効くサプリもあるのは確か。グルコサミンは関節内に分泌される細胞外マトリクスを増やすことで骨のスムーズな動きを確保するので痛みに効くようだし。だけど、基本的に、メーカーにとって、もっとも大事なことは売り上げなので、必要以上に多く摂らせがちです。

メーカーのいう一日あたりの量は、厳密な検討の結果決められる薬と違って、サプリの売り上げに都合のいい目安の場合が多い感じがします。効果があると感じる最小限にしたほうが無難。サプリなら、文字通り、足りないから飲むものなので、飲んですぐに効き目が出るはず。でないのなら、さっさとやめるべきです。とくに、注意書きを小さな字で難しく書いてあるサプリはやめたほうがいい。というのは、サプリに限らずどの商品でも同じですが。

2019年6月15日土曜日

mimas もっと続き

リーダーのソフト、BYOSで、aura oneのコレクションのようなフォルダ作成ができればもっと良いのにといいましたが、これは迂闊。aura oneとは違って、アンドロイドPCなので、フォルダを作ればいいだけのことでした。あっさり、こんな感じで、分類した本棚ができました。
見やすいので、以前読みかけていた本も、大きいものを入れているうちに、段々増えて、本棚から探すのが面倒になってきて、結局、このやり方に落ち着いた次第。やはり本棚は一ページで表示したい、それでaura oneでは各カテゴリーの他に村上春樹だけを別フォルダにしてましたが、aura oneで十分読んだので、こちらに持ってくる必要もないかな。代わりに、長いこと忘れていたサルトルを再び読み出していて、だけで、これを評論フォルダに入れるのもなあと、単独フォルダにしました。また、現存在分析から知った霜山徳爾の本が多いので、この系統を独立。フォルダはまだ、半画面くらいなので、あと5フォルダくらい作れます。

mimasで本の読み方も大分変わった気がします。これでBYOSへの不満は、あとはブックマークというか、しおり機能だけ。何かついてるのだけど、使い方がわからない。マニュアルはないものか。<<追記ですが、これはaura oneと同じで、右上端を触るだけでした。

ところでversion upで両開きができるようになってました。右上の方の二重何とかと書いてあるのがそれです。中国語で両開きの意味なのかな。
 

ただ、右開きと左開きの設定ができないみたい。いずれにしても、10.3インチで両開きで読むのはかなり厳しいので、こんなのやる人いないと思いますが。どうしてもやりたい人はChainLPで2画面設定したほうが、左右の設定も自由にできるのでよさそう。他に、電子本用に文字位置や余白などもかなり細かくカスタマイズできるようにはなってます。無縁ですが。アンドロイドリーダーは、カスタマイズの方向に進んでるのかな。電子本はともかく、これは、私のような読み方をする人間にはうれしい。

2019年6月7日金曜日

Likebook mimas続き

タブレットは買うとなんとなくがっかりすることが多い気がします。でもlikebook mimasは買ってよかったと思えるはじめてのタブレット。自炊した大型本のリーダーとして買ったので、他は全く期待してなかったからでもありますが。

いろんなちょっとしたことが新鮮。たとえば、これにはUSB miniBでなくtype-Cがついてますが、これで随分便利になりました。ファイルの転送が5~10倍くらい速くなって、刺すときに上下を確認せずにすみます。たいしたことではないけど、こういうのは使い勝手に影響します。

8コアのCPUがタブレットに入るとバッテリーの消費が早いのではと思いましたが、あんまりそうでもありません。主目的は読書で、あと、読んでる合間にメールチェックするくらいだからでしょうが、eLinkなので液晶のような強い照明が要らないからかな。描画速度はとにかくeIink自体が遅いので早いとは言えませんが、それでもアプリの動作自体には、遅い感はないかな。アンドロイドの起動自体は遅いですが。

mimasにもGooglePlayでいろんなアプリを入れることができて、特に問題なく使えます。VPNでメインのPCにつなぐようにとF5 accessとMicrosoft Remote Desktopも入れて、メインのPCにつながるようにしてます。リモートデスクトップの操作性は、もちろんノートPCに比べれば遙かに悪いですが、でもファイルを開いて調べたリができないのとできるのとでは大きな違い。

そうこうしてるうちにアンドロイドOSのupdateが配信され、かなりメジャーなものだったみたいで、大分変わりました。BYOSもちょっと改良されたかな。妙な日本語は消えました。代わりに英語のままというページもありますが、そのほうがまし。本棚の中に、分類するフォルダーを作る機能ができてればいうことなしですが、まだかな。このアプリは電子本リーダーとして相当シンプルですが、その分、さくさく読めます。フォーマットがePubである限りは。

ファイルはChainLPで、displayの解像度とされてる画素数1872x1404にして、詳細設定の中の画像はJPEGでなく、PNGの4bitで出してます。それで、普通の厚さの単行本で40Mくらいかな。ボールド化したほうが良いかは本の中身によります。なぜか、AuraOneほどにはボールド化は必須でもない印象。なお、pdfもそのまま開けることができ画像もいいですが、ページ送りがあまりに遅く、これで読む人はいないでしょう。とはいえ、pdfもChainLPで必要なサイズにトリムして、画像も4bitにすればePubと同じくらいに速くなるのかもしれません。


追記
もう一つ、このupgradeで特筆すべきは、それぞれのアプリごとに、様々なモードのカスタマイズができるようになったこと。特に、A2モード、高速リフレッシュモードができるようになったことはeLink アンドロイドとして大きな改善です。これは、ブラウザではeLinkのもっさり感をかなり改善してくれます。その代わり、画質が落ちるのはトレードオフ、だけど、ブラウザもほぼ文字情報なので実は問題なく、この設定をデフォールトにしました。
なお、設定は、アプリの画面で、各アプリアイコンを長押しして出てくる画面でできます。他にも明るさ調整、画素数、コントラストまでそれぞれのアプリでカスタマイズできます。カスタマイズの幅が大幅に広がり、相当な優れものになりました。
また、microSDカードを入れました。これは128Gまで対応してるらしい。だけど、以前、Kobo H2Oで使っていたものをフォーマットして入れても認識されず、壊れてたようなので、とりあえず32Gのを刺したところ、問題なく認識されました。ただこれに本を入れてBYOSで認識させるには、カードの中にBooksという名前をつけたフォルダを作って、この中に入れる必要があります。ちょっと手間取ってしまいましたが、こんなのどこかに書いてあるのかなあ。

2019年6月2日日曜日

10.3インチ電子本リーダー、迷った末、mimasに

長らく、Kobo Aura Oneよりも大きな電子本リーダーを待ち望んでましたが、前にも書いた、Likebookのmimasというのがかなり評判が良い。10.3インチと、ちょっと大きすぎる感もあって、それに5万5千円くらいというお値段がどうなのというのもあり、かなり迷ってましたが、結局、買ってしまいました。

購入ルートも迷うところでした。日本の代理店のようなところか、AliExpress、アマゾン、の3択でした。最初はAliExpressが465ドルくらいの値段をつけてたので、買おうとしたら、ちょっとの隙になくなってしまいました。だけどほんの一時的だったようで、今見たら在庫も戻り、さらに下がって445ドルになってます。。。 ともかく、買ったのはアマゾンでLIKEBOOK EBOOK READERというところからで、Likebook本社なのか、単に紛らわしい名前をつけてるだけなのか知りませんが、中国からの直送。

購入時点で謎の2%割引というのが適応されて、到着は1週間くらいだったかな、無事に到着。だけど、税関で1200円取られて、おそらくそのときに結構乱暴に開封されたようで、袋は破れてました。他は問題なしでしたが。これなら日本の代理店のようなところとほぼ同じ値段。だけど、こういうところは使いたくなかったのでいいですが、それよりちょっと待ってAliexpressから買ったほうがよかったかな。ともかく、本体と、保護ケース、ペン、それと透明な保護シートが二枚ついてきました。保護シートはペン用ですが、ちょっとしょぼいので使いません。だけど、保護ケースはしっかりして見た目も渋く、なかなかいい。ちょっと見にくいけど、こんな感じ。閉めるとオフになります。横に置いてるのはAura Oneを横置きしたものです。



電源を入れると、まずは言語をデフォールトの中国語から日本語に設定。どこにも説明がないので戸惑いましたが、アンドロイドタブレットなので、使えるように設定する必要があります。それで、設定のところを変えて、GooglePlayを使えるようにして、あとはGoogle日本語変換、ブラウザとして軽いViaを入れました。

大きな電子リーダーを買ったつもりでしたが、想定外にアンドロイドタブレットとしての機能がよくて、ならばと、Gmailや学習中のPythonなどのプログラミング言語も入れました。白黒だけど、eLinkだけあって目が疲れず、大きいし、タブレットとしてもかなりいい。コマンドラインなんか、色要らないし。考えてみたら、カラーが必要なことってあまりないのですね。女房がのぞき込んで、私の最初のPCとなった白黒のマックみたいねといってました。そういえばいつからカラーになったのだったかな。

バックライトは2色できます。デフォールトではこれを切り替えて使うようになってますが、サードパーティからの2色ライトを混合する双色混合なんとかいうのが、これもデフォールトでアプリサイトからダウンロードできるようになってるので、インストールして、2色を適当な割合で混ぜて良い感じ。

本来の目的の電子リーダーは、BYOSというアプリがデフォールトで、他のGoogleplayにあるリーダー、Moon+や、PockeBook等も入れてみましたが、BYOSがページめくりの早さ、無駄な余白の無さなどで、ベストでした。唯一、分類機能がないのが難点で、本が増えてくるとどうしたものかと思いますが。ともかく、恒例で、これまでのリーダーと比較してみました。

 左から、Mimas、Kobo Aura One, Kobo Aura H2O、Kindle Paperwhiteです。Aura oneと比べてそれほど大きくなるものでもないだろうと思ってて、これが迷ってた最大の理由でしたが、実際に表示面積を比較すると、かなりの差があります。なお、eLinkとしては、Aura H2Oが一番抜けがよくて、なぜでしょう。

Aura Oneではカフカ全集の日記のような2段組の本は、老眼にさすがに厳しいので、半分サイズにして横にしてますが、並べると事実上、倍近く表示領域に違いがあるようにみえます。

雑誌などもこれに入れるととても読みやすい。特に老眼にとっては。村上春樹が父親について書いたのが文芸春秋に出てたので、この雑誌を20年ぶりくらいに買いましたが、mimasに入れるとすごく読みやすくなり、高齢者の味方です。(なお、この文章はちっとも面白くなかった。なぜだろう。)

他に、ソニーのDP1と、最初期のKindle、Pocketbookも買いましたが、これらは使用期間が短く、すぐに次のに置き換わりました。特にソニーのDP1はがっかりで、13インチと大きすぎるのとバックライトがないのが致命的。ページめくりもpdf限定のせいか、遅すぎて、軽いのを人に見せて驚かせるくらいしか使い道がありません。譜面として使うくらいかな。

BYOSでは、pdfファイルでも使えなくはないです。この辺はさすがはオクタコア、強力。だけど、デフォールトはePubです。このほうが小さいし高速になるので、結局、ChianLPを使って、余白をトリムして、絵があるかによって2~4bitくらいに落とすことと、本文ボールド化(写真があるとこれはだめ)をするかどうかを選んで、後はヒストグラムでレベル補正してePubに変換して入れてます。ページリフレッシュは細かく選択できますが、neverを選択してます。

「急速」というモードもあり、たぶん、これはpdfを入れたときに画像のビット数を2ビットまで落とすことでページ送りを高速にしてるのだろうとおもいますが、元々、低いビット数でしか入れてないので、私の使い方にはあまり関係ないです。電子リーダーの難点であるページのパラパラ送りは、さすがに本にかなうはずもないですが、それでも結構高速になりました。aura oneとは比べものになりません。普通に本を読むには全く問題なし。

これくらいの面積サイズだと 教科書でも使えます。重たい解剖学の教科書もこんな感じ。
これが自炊本で使えるレベルになったのは初めてかもしれない。

全く興味なかったペンですが、意外とこれが使えるレベルで、ノート、というのを使うと、ほんとにノートに書くような感じでメモれます。ま、使いませんが。

この値段は、eLinkのアンドロイドタブレットとして考えると、十分納得できるものでした。電子本リーダーとしても素晴らしい。普通サイズの本はこれまで同様にAura Oneで読みますが、2段本や大型本、雑誌はmimasという使い分けができるようになりました。

追記 2020/07
mimasはそれなりに使えてます。重いので、持ち歩くことはあまりないけど。Kobo aura one コミックeditionが一杯になってきたので、次の端末を探したところ、やはりkobo formaしかないという結論になり、購入しました。次のブログに書いてます。
https://ketupa-peeri.blogspot.com/2020/07/kobo-forma.html