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2019年3月16日土曜日

アレルケアの謎

コリン作動性蕁麻疹、今は単に汗アレルギーとかいわれてますが、このためにとくに食事のあとは人に会えないくらいひどいぽつぽつができてました。札幌にいた頃は最悪で、これを抑えるためにアレグラなどの抗アレルギー薬を使いすぎてしまったせいで、アレグラなどの抗ヒスタミン薬自体に対して蕁麻疹がでるようになり、一番ひどかったときには、ぽつぽつが腫れて、顔中が腫れ上がるようになってしまい、途方に暮れてました。研究室にいたら人に会うので、外に出歩いて、誰もいない通りを歩いてました。なによりも心配だったのは気管狭窄。もしも気管が腫れても呼吸だけは確保できるように、ストローだけはいつもバックにしのばせてました。幸い、そんなことにはならなかったですが。私の場合、普通のアレルギーと違って、体の表面だけの反応でした。おそらく汗に対するアレルギーだからかな。

福島に来てからはだいぶよくなったのですが、それでも臨床の学生に、実験室で、こうやるのだよと教えてると、そのピペットマンを持つ手に赤いぽつぽつができてるので、大丈夫ですか、何か検査されたほうがとだいぶ心配されました。先生が倒れたら学位がやばいかもと思われたのでしょうが、あまりよくある症状ではなかったのかもしれません。

そんな頃、なにかの感染症になって抗生物質を長く飲んでたときに、抗生物質で腸内細菌が死滅するからと、ミヤリサン(酪酸菌 宮入菌)と納豆を彼は勧めてくれました。このときもカルピスのアレルケア、L-92は飲んでたのですが。感染症は直ぐに消え、抗生物質はそのときだけでしたが、そのあとも、ミヤリサンと納豆はずっと飲んでました。気がついたら、いつしか、コリン作動性蕁麻疹も消えてました。

同時に、花粉症も気がついたら消えてました。コリン作動性蕁麻疹に比べたら、花粉症はたいしたことないですが、それでも不快には違いありません。それが、春先になって車の表面が黄色くなるくらい花粉が飛んでいてもほぼ平気。福島に来た時分は春先は花粉症とPM2.5で苦しめられて、春はとってもいやでしたが。

アレルケアの液体飲料のは大量に買い込んでいて、311の時、水が貴重になったときは、このストックのアレルケアドリンクを水代わりに飲んでました。そのせいか311の春は花粉症は全く出ませんでした。もっとも、仮にでていたとしても、それどころではなかったわけですが。そのストックもなくなり、花粉症もしばらく出てなかったので、もう要らないかと昨年末からやめてみました。だけど、2月中ぐらいからなんとなく目が痒くなり、むずむずするようになりました。これにつれて、また、手に赤いぽつぽつもでるようになりました。

これはまずいと錠剤のアレルケアを買って飲んでましたが、たいして効果なし。やむなく、ドリンクタイプをまた買って、毎日少量ずつ飲んでたところ、今度はてきめん。積もった花粉を指で掃除できるくらいになりました。

つまり、どうやら、液体のL92乳酸菌が私には有効なようです。 これは前も同じような事を書いたことがあり、かなり再現性高い。それをおそらくミヤリサンは助けるのかな。なぜ液体が良いのでしょう。たぶん、摂取している乳酸菌の量はたいして変わらないか、むしろ液体のほうが少ないくらいのはずです。揮発する有効成分があるとは思えないので、乳酸菌の凍結乾燥のせいではないだろうし。胃の中では個体でも腸に入った頃には溶けて液体タイプと同じになってるはずなので。

それとも、この菌の作用部位が上の方、胃に近い腸の部分、十二指腸か、小腸の入り口あたりにあるのからでしょうか?だけど、普通、腸内免疫の主体とされている免疫の監視装置のバイエル板はもっと後ろの方、回腸で多いはずで、そういうこともなさそうです。ならば、錠剤タイプを溶かし飲んで効果を比較すれば、わかるかもしれないけど、これはやらないかな。謎ですが、ともかく液体タイプのアレルケアは効きます。